海外赴任が決まった同僚や上司、家族帯同として日本を離れる友人へ、
何か送別の品を渡したいけど「どう選んでいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2度の海外赴任帯同を経験し、実際に夫が喜んでいたものや家族としてありがたかったものや、
その経験をもとに送る側として選んだものをご紹介します。
重要!大前提の注意ポイント
せっかく選んで渡したのに、持って行ってもらえなかった!?を防ぐため、スケジュールは要確認。
赴任者と帯同家族の引越し日などを事前に本人に聞いておくのがオススメです。
もらう側としては、大きいものや重たいものは
引越し荷物の船便に入れられないと持って行くのにかなり苦労します。
プレゼントを渡す日がどうしても渡航ぎりぎりになる場合はできるだけコンパクトなものがいいでしょう。
相場はどれくらい?プレゼントの予算
個人的に送る場合、2000〜5000円程度が多いようです。
間柄にもよりますが個人的には1000円くらいのプチギフトでもいいと思います。
あまりに高価だと一時帰国や本帰国の際のお土産も気を遣うことになりますし、
贈り物は気持ちなので高価じゃなくても◎
会社の同僚や友人などのグループで送る場合は1人500円〜で出し合うことが多く、
夫も同僚や会社からは1万円前後のありがたい贈り物を頂いていました。
男性、赴任者へのオススメアイテム
Kindle
読書家な夫は大喜び。出張で飛行機に乗る機会も多いですし、
どこでも手軽に読めるので大活躍です。
嵩張らないのもとてもありがたい!
名入れペン
海外赴任ということは研修的なものもありますが、それなりの役職として行くことが多いですよね。
海外はサイン文化ということもあり、ペンの活用がかなり多いです。
その時に素敵なペンでサインしているとそれなりの立場を表してくれます。
イギリス王室御用達ブランド。
落ち着いたデザインでスタイリッシュなので、
クラシックながらも年齢的に結構幅広く受け入れられるのではと思います。
名前の刻印で特別感があるのもいいですね。
お猪口など、日本を感じるアイテム
江戸切子の美しいお猪口など、日本の風情が感じられて喜ばれるのではないでしょうか。
お酒好きな夫はこちらも大喜び。
外国では日本酒が高い場合もありますが、駐在員同士の集まりで自宅で飲む機会や、
チームの現地社員を家に呼ぶ機会などにもこうした日本を感じるアイテムは喜ばれますね。
日本製のハンカチ
海外に住んで感じるあるあるですが、日本の品質は本当に世界最高峰です。
ハンカチ一つにおいても手触りや質感が全然違います。
実用的なアイテムとして喜ばれるのではないでしょうか。
イニシャル刺繍の入ったハンカチセットをいただき、
その刺繍の一手間に夫が慕われていることを実感してほっこりしました。
気持ちがありがたいです。
ママ友・女性目線でのオススメアイテム
帯同する妻として私が友人や同僚から餞別としてもらったもの、
その経験から送る立場として送ったことのあるもの、
夫がもらったものだけど実際家族が嬉しいもの、を紹介します。
茅乃舎のお出汁
鉄板ですね!
夫へのプレゼントでも家族宛にということでいただきましたし、
私自身の友人からもいただきました!
実際に日本でも使っているアイテムだったので、とってもありがたかったです。
このお出汁、スーパーで売っているものとは全然違うんです。
料理が得意でなくてもクオリティが底上げされます。
しかも活用の幅が広く、公式が出しているレシピもかなりの種類の幅があります!
私も贈り物としてよく活用させてもらっていますが、
こちら、専用の袋も付いていて時間がなくて店舗に買いに行けない時にもぴったり!
美味しい調味料
海外でもお醤油やみりんなど日本の調味料を手に入れることは容易だと思います。
しかしどれも高く、気の利いた美味しい調味料なんかは入手できません。
こだわりの原材料で作られたお醤油やみりんなど、
こちらも普段の料理のクオリティをかなり底上げしてくれるアイテムです。
料理上手なお友達に調味料セットをもらい、
本当に嬉しかった!
ご飯が美味しくなります!
- 瓶に入った重たいものが多いので、スケジュール確認が必須です。
出発の1ヶ月前に渡せると安心です。 - 引越し荷物に食品NGの国(アメリカなど)もあります。
手荷物はかなり血気迫って荷物を吟味しないといけないので、やはり要確認です。
私が頂いたのは元駐妻友達だったので、みんな心得ていて船便前に予定を聞いてくれました。
お茶葉セット
ノンカフェインから紅茶たくさんのセットをいただきました。
実際に海外に着いてから慌ただしい新生活を過ごす中で、ホッと一息する時間を持ててとてもありがたかったです!
日本茶は海外でも人気なので結構売られていることが多いです。
現地のお茶も素敵なものがたくさんあるんだろうけど、渡航すぐは見つけられないし
頂いたお茶が不安な心をほぐしてくれました。
ハンドクリーム
香りのいいハンドクリームをいただき、使用頻度が高いのでいつでも嬉しい気持ちになれます。
私が頂いたのはSHIROのハンド美容液。
日本のブランドなので自国も感じながら、香りが抜群に良くテクスチャーも良いです!
私がプレゼントする側の時もSHIROを選ぶことが多かったので
頂いた時はびっくり!
愛用品だったのもあり、とても嬉しかったです。
名入れコスメ
海外で日本のコスメを買うには関税の関係でとても高くなっています。
今住んでいるタイでは外資の製品も日本で買うよりかなり高く感じます。
名入れのリップをいただいたのですが、
コロナが落ち着いてきたこともありマスクをせずにメイクを楽しむことができて、
使うたびに気持ちが上がります。
ベビー用品・キッズ用品
海外は子ども用品もかわいいものが多いですが、
品質でいうとこちらも日本の品質は本当に世界最高峰だなと感じる毎日です。
そして日本のものは極めて高価なものになってしまいます。
名入れスタイなどがおしゃれで有名なマールマール。
こんなおしゃれなお食事エプロンも人気です。
こちらは名入れグッズではないので、名前がまだ決まる前のプレゼントとしてもとってもおすすめ。
私も実際いただいたのですが、
離乳食が始まってからのお出かけ先で使ったり、
お食い初めや、子供もお呼ばれした結婚式、
1歳のお誕生日パーティーなどたくさん使う機会がありました!
写真を見返しても可愛くて嬉しい気持ちになります。
大きめのお子さんには、学研の実験グッズや知育玩具などがオススメです。
こちらも別に記事でまとめますので参考なれば嬉しいです。
結局アルバムが1番嬉しい
結局男性でも女性でも、1番嬉しいのはアルバムなのではないでしょうか。
私も見送る側として作ることが多いので、写真を集める手間や構成や編集の手間がわかる分、
自分がもらった時は泣いてしまいました。笑
手作りでもプリント製本でも、人の心を動かすのは気持ちだなと実感します。
今でもちょこちょこ見てはほっこりしている、
大事な大事な宝物たちです。
注意が必要なも、まとめ
- 食品は持ち込めるかどうか国によって違います。
- 重いもの、嵩張るものは引越しが過ぎてからだと持っていけないことも。
- お風呂グッズなどは海外では浴槽が充実していないので使えないことも。
実際に送られる側として色々頂いて、どれもみんなの愛を感じてとても幸せな気持ちになりました。
日本を感じることができ、生活に役立つ、相手を思いやったプレゼントを選ぶと
贈り主のことも感じられる嬉しいプレゼントになるかと思います。