【離婚寸前セックスレス2年】駐妻の葛藤【夫婦円満になるまで】

今回は夫婦関係にフォーカスして日記的にブログを書いてみたいと思います。

皆さんの結婚生活は順調ですか?
私たちの結婚生活はグランドキャニオン並みの乱高下、起伏の激しいものでした。笑

当時1回目の駐在の同行中。
赤ちゃんだった長子を抱きながら、何度グーグルで

「離婚 親権」
「離婚 モラハラ 証拠」
「母子家庭 制度」などと調べたことか。笑
逃げ出して日本に帰ろうと何度も思いました。

我が家の場合、結婚してみたら夫はモラハラ夫でした。

紆余曲折の末に何度も離婚の話し合いをし、再構築を選択した今。
なんと夫婦円満です。
同じベクトルを向いて家庭を運営しています。

Contents

モラハラ・すれ違いの積み重ね

ありがとう、ごめん が言えなくなった夫

彼の場合、結婚して海外に来てから「ありがとう」「ごめん」がなくなってしまいました。

彼の不注意で私のバッグをひっくり返しても、「あー、大丈夫?」のみ。
彼の不注意で私のPCにウイルスを入れられても「分からなかったから仕方ない」

それでも日本から遠く離れた土地で、友達ができるまでは喋れるのは夫のみなんですよね。

育ってきた環境が違う、価値観が違う

これも離婚事由としてよく聞きますよね。

「ありがとうとごめんね」は大事にしたいと言うと、
夫「親とか家族にわざわざ言わなくない?家族になったんだよ」とのこと。

モラハラ気質が結婚前にわかりにくいわけですよね。
長年培ってきた土俵が違いますが、露呈したのは結婚後。

仕事でイライラしたら、面と向かって当たり散らすわけではないけど
大きな声で「クソッ!」と言ったりドアを閉めるのにも大きな音を出したり
ドスドス歩く足音に怯えたものです。

今はフキハラって言葉も聞くようになりました!
周りの人間にとっては迷惑なものですね。

家事の意識差

これもあるあるですね。笑
家事のレベルや意識差が著しく、擦り合わせが上手くいくまでお互いのストレスが半端ないです。

家事をやってもらったら小言は言わないように。とよく聞きますが
妻からすれば、
洗い上がりのお皿がヌメヌメ、乾かす気の見えない干し方
なんてものを目の当たりにすると

「お皿は洗い上がりを確認してね」
「ちゃんと乾くように広げて通気性をよくしてね」とついつい口出しします。

口出しというか効率的な方法を伝えているだけなのですが
「文句言うからやる気なくなった」と夫はカチンと来るんですね。

Nico

駐妻時代は専業なので家事育児が私メインですが、
たまに家事をしてくれた時の
「やってやったぜ」感と中身の伴ってなさに疲れましたね。

育児の意識差

駐妻時代の専業主婦の時ならまだしも、
共働きになっても家事育児は妻がやるものという意識が見え隠れしていた夫。

本帰国して共働きに戻った時、保育園の送迎を分担しようとすると
「俺は無理!仕事あるから」
と言われたことも。

Nico

えっと、私もなんだけど?笑

子供の歯磨きをお願いしたら15秒くらいで終わってしまったので
「三歳児検診で歯医者さんから歯磨きは3分くらいかけると良いって聞いたよ〜」と伝えると

「俺はそのやり方に同意してないから」

Nico

えっ!!!!
ギャグなの!???

また、子供を支配しようとする言動がちらほら。
共感などはなく、自分本位で接する姿が嫌でしたね。

1回目の駐妻時代、モラハラ夫への気持ちの伝え方

ロジカル脳にはこちらもロジカルで返す

私は感情タイプで喧嘩すると言葉に詰まって涙が出てしまうタイプ。
でも論理的分野は仕事で鍛えられましたから。
グッと涙をこらえて冷静に順序立てて論理的に伝えるように心がけました。

とはいえ、爆発する時ももちろんありましたけどね。

アイメッセージで伝える

これも最近よく聞きますね。

あなた(you)を主語にして否定して伝えるのではなく、
私(I)を主語にして気持ちを伝える。

(あなたの)その言い方はないんじゃない?(YOUメッセージ)
(私は)その言い方は悲しいな(Iメッセージ)

昔から相手への否定ではなくアイメッセージで伝えることを意識していましたが
残念ながらモラハラ夫にはあまり効果はありません。

なんとしても相手より優位に立ちたい彼らは揚げ足をとってきます。

本を渡す

私たちは根本的に考え方が違う生き物だけど、それぞれの特性を補いながら
夫婦らしくなれたという思いで読書家の彼に本を渡しました。

結果、彼自身が変わるまで読んでくれることはありませんでした。

結婚後、何か意見すると夫は自分が口撃されたと認識しているような感覚でした。
モラハラ夫は自分が正しいと言わんばかりに相手を言い負かそうとしてきます。

本帰国して離婚寸前へ、モラハラ夫が変わるまで

人を変えることはできないと思い知る

子供のために、どうにかモラハラがなくなるようにできないか伝え方を工夫してきましたが
どんどん関係は悪化して行きました。

しかし私自身が離婚家庭出身(プロフィール)だったのと、
子供達にとっては良いパパだったということもあって
離婚には強く踏み切れない状態でした。

人を変えることはできない。過去を変えることはできない。

変えることができるのは自分と未来のみ。まずは自分の意識を変えよう!

そう考えた私は心が壊れそうだったので臨床心理士さんのカウンセリングを受けました。

Nico

夫に対して無感情にする方法を教えてください。

そんな方法はありません

先生のお言葉、当然ですよね。笑
相当人生に血迷っていました。

色々相談していがみ合う仮面夫婦の間に育つ子についての話を聞き、
離婚しよう!と心が決まりました。

私は離婚家庭で父親がおらず寂しい思いをしたのは本当ですが
裕福ではないけど(むしろ貧乏w)母の愛のおかげで
かなりHAPPYなお花畑女子に育つことができたと思います。

夫にネガティブな思いを抱いて子育てする未来は嫌だったんですよね。
「子供のために」我慢して夫婦をしていた、なんて子供にとっても辛い事でしかない。

自分にも正社員の収入があったのでお金の心配はなさそうと判断し、
モラハラ発言や行動は全て手帳に細かく記入。
離婚に向けて動きました。

しばらくして準備が整ってから夫に離婚を告げました。

離婚はしないと言い張る夫、変わっていく夫

こんな破綻した関係なのにー!ビックリしました。笑
夫婦関係は破綻していても、子供のことが大好きなのはお互い一緒なんですね。

何度も何度も話し合い、
夫がカウンセリングに通うと言う条件で一旦離婚は持ち越しに。

カウンセラーさんの勧めもあり夫婦でのカウンセリングも何度か受け、
徐々に変わっていく夫。

カウンセラーさんが魔法使いなのではなく、
夫自身が変わろうとしてくれていると感じました。

私が渡した本を読み、
アンガーマネジメントを学び、自分の機嫌は自分で取るように。
今でも仕事が大変な時は目に見えてわかりますが、
当たり散らしてこないので、私も心から寄り添って労うことができます。

\様々なプロがいるココナラ/

直接臨床心理士の方のカウンセリングを受けるのに私は1万円/1時間かかったので、
聞きたいことを集約しておいて、ココナラで専門資格有りの方に相談するのがコスパ良いです。

ココナラの検索窓に「臨床心理士」と入れるか、
「カテゴリから探す」→「悩み相談」で探すとたくさんのプロが待っています。
いろんな方がいるので、臨床心理士の方を選ぶといいかもしれません。

まとめ

Nico

かなり赤裸々に書いてしまいましたが、
友達にも誰にも言えなかった心の内を吐き出せて
なんだか今更スッキリな気持ちです!

私サイドのことばかりを書き連ねましたが、
きっと夫も海外駐在での多忙さや言葉の壁などのストレスがあったのだと思います。

あれから夫は、
ありがとう、ごめんね、を当然のように相手に伝えられる人になりました。
子供の意思に寄り添える父になりました。
私のことを昔のように可愛い、大好き、と言ってくれる夫になりました。

今モラハラで悩んでいる方、海外駐在に来ていて逃げ場がない方、1人じゃないよと伝えたいです。
変えられる自分の意識と未来に目を向けてみてください。

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