海外赴任が決まったら家探し!
住環境についてはそれぞれの求めるニーズや
家族構成によって何が良いか変わってくるので、
ココが1番いい!
ココはダメ!ということはないと思っています。
今回の記事では、
実際にバンコクに住んでみてわかってきた気をつけたい所や、
お友達に聞いたポイントなどをもとに、
◯◯を優先したら△△だった、
□□が良くてここを選んだら△△だった、
という視点でまとめたいと思います。
バンコクへの赴任を控えている方の住宅選びのヒントになれば嬉しいです。
住居選びの基本
アパートとサービスアパート、コンドミニアムの違い
その一棟すべての住居を1人のオーナーが一括所有している物件。
ロビーに管理事務所があり、メンテナンスやサポートが充実しています。
ほとんどがプール付き、ジム付き、
子どもが遊べるファシリティが充実しているところがほとんどですが
規模や特色がそれぞれ異なります。
日本語ではアパートと聞くと古物件を想起しますが
いわゆるマンションです。
サービスアパートは上記のアパートにメイドサービスが付随したアパート。
もしくはホテル系列のサービスアパートなどを指します。
ホテルに住むような感覚で
掃除やリネン交換、朝食サービス、クリーニングなどをしてくれます。
単身の方はサービスアパートがほとんど。
他にも多児世帯や赤ちゃんがいる世帯にも人気ですね。
コンドミニアムはアパートと違って
各部屋ごとをそれぞれオーナーさんが所有している分譲マンションのようなものです。
日本に住む私の友人もバンコクのコンドミニアムを一室所有していますが
洗濯機のメンテナンスやら何やらでちょこちょこ出費があると言っていたので
その対応もそれぞれのオーナーさんに委ねられています。
日本人の多いスクンビットエリア
アソークからエカマイあたりまでが日本人が多い居住区です。
特にサミティベート病院や日系スーパーの近いソイ49、ソイ39、
その間を繋いだあたりにある住居が人気です。
駅で言うと、プロンポンとトンローが人気なようです。
アソークは電車が2線利用可能で便利。
プロンポンは駅に大きな商業施設が多く便利。
トンローはどちらかというと住宅街だけど飲食店はは多い。
エカマイは落ち着いた雰囲気がありながら駅前にはモールもあり便利。
スクンビットエリアであればどこでも便利ですし、
どんな暮らしが自分に合っているかによりますね!
数駅先のオンヌットなども日本人が多いと言われていますが
駐在家庭というよりは移住者や留学の方が多いようです。
スクンビットは日本人だらけだから住みたくない、
という人も。
日本人学校等の通学バス縛りがなければ自由に選べますね!
ソイって何!?奇数側(北側)と偶数側(南側)について
ソイとはタイ語で小道、路地のこと。
上記でもお話したようにソイ39とか、ソイ49のように番号が振られています。
スクンビットエリアの真ん中を走る大通り、スクンビット通りを挟んで
北側にソイの奇数番号が縦にあり、
南側にソイ偶数側があります。
奇数側には飲食店や病院、子供の習い事先が多く日本人に人気です。
ムーブミーというアプリで呼べるトゥクトゥク配車サービスも充実しているのでお出かけに便利!
アパートが停留所になっている場合は行きたいお店まで歩かずに行けることも。
その分、渋滞がとんでもなくて時間が読めなかったり、
ネズミやGを道で見かけることもしばしば。汗
偶数側は飲食店は比較的少なく、ムーブミーがありません。
不便かと思いきや、駅近物件も多いのでサクッと自分の足で行動しやすいということは
渋滞地獄のバンコクではかなり便利なのかもしれません。
病院なども偶数側のエンポリアムから送迎バスが出ているので、
最初は奇数側に住んでいたけど偶数側(ソイ24)に引っ越して行ったお友達も数人います。
自分の優先したい条件のメリット&デメリット
虫が嫌!出にくい物件がいい。
これは私の最優先事項でした。笑
選ぶポイントとしては日本と変わりません。
築浅で建物内に飲食店がない事。
屋台が建物の直ぐ近くに出店していない事。
バンコクでは道端でGやネズミを見かけますが、
飲食店の少ない偶数側の方が比較的マシな気がします。
虫が入る隙間のない築浅物件は建具もモダンでおしゃれです。
デメリットは築浅という事で価格が高い事、バンコクの昔ながらの広~い部屋ではないこと。
偶数側の住居であれば、
子供の習い事などは奇数側に多いので
アパートのサービスカーが充実しているところや駅近物件を選べばカバーできそうです!
せっかくだから広い家がいい!
駐在天国と言われた?バンコクで昔から人気なのはとんでもなく広い大型アパート!
3LDKで250平米~など、部屋自体がだだっ広い!
なかなかこんな広いおうちに住める機会はそうそう無いので、
この機会に選ぶのもありですね!
デメリットは、昔ながらの物件が多いので虫が出るとちょこちょこ聞きます…。
また、大型アパートということは日本人の数もそれなりにいるということ。
友達もできやすい反面、ソリの合わない方もいるかも。
日本人学校のバスも大型バスが複数台来るほどの人数なので、
高学年になるとトラブルの噂も多々聞きます。
赤ちゃんがいるから病院近くがいい。
ソイ49の周辺は、大きくて日本語対応ができるサミティベート病院が近く
若いママパパと赤ちゃん世帯が多い印象。
渋滞のものすごいバンコクで、病院に歩いていける距離に住むのは
初めての育児に大きな安心材料になりますね。
デメリットは渋滞がものすごいので、病院に行く以外は時間が読めないこと。
雨季では冠水しやすい場所でもあるので、家の前周辺が動きません。
また、この人気エリアのソイ39〜49のあたりは歩道が狭く、
車も多いので歩く場合は注意が必要です。
ほぼ歩くスペースがないところも。
歩きたい盛りのヨチヨチちゃんを
連れて歩く想定はしないほうが無難かも・・・。
子供の習い事を優先したい。
習い事先がたくさん入っている、ソイ39のバイオハウスという建物の周辺が人気。
先述の通り渋滞がものすごいので、歩いて送り迎えができるところが人気です。
デメリットは上と同じです。
ソイ39〜49は冠水しやすいエリアですが利便性から人気が絶えません。
その他必須チェックポイント
- 優先したい家電をチェック!
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ドラム式洗濯機や乾燥機付き物件もありますが、縦型一個が多い印象です。
食洗機付き、ディスポーザー付き物件もあるので、
アヤさんを雇うか、サービスアパートと比較して決めると良さそうです。 - 大型アパートの利点と注意点
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大型アパートは住民も多国籍で日本人だらけじゃない暮らしがしたい方に人気。
ただ、上記でも触れましたが数としては日本人家庭も多いので
お友達もできやすい反面、日本人学校のバストラブルの話もよく聞きます。世帯数50前後の小型アパートは日本人100%が多いですが、
パーティーがあっても数が多すぎないのでアットホームな雰囲気と聞きます。 - 子どもの遊び場の注意点
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メリットデメリットではないのですが、いくつか見学して結構違いがあるなと思いました。
子どもの遊び場が駐車場横の小さなスペースしかないアパート。
遊具が多く、人工芝の走れるスペースも広いアパート。
屋内施設があったり、
屋上に遊び場があり、屋根は一部だったり全面だったり。
プールに屋根が付いているところは水が温まらず子ども達が全く入らなかったり。ご自身のお子さんがどんな遊びが好きなタイプかにもよると思いますが
特にバンコクの暑期ではパパッと遊びに行けるような
ファシリティが豊かなアパートの方が助かるはずです。 - サービスカーの範囲やピックアップ方法をチェック!
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バンコクではアパート入居者向けにサービスカーがある場合がほとんど。
主要な駅やランドマーク、スーパーなどに送り迎えしてくれる最高のサービスです。
車(バン)タイプ、シーロータイプ、トゥクトゥクタイプと様々見かけます。
重要なのはその範囲と営業時間、
時間ごとに定期周遊しているのか、電話すれば迎えに来てくれるのか。
大きめのレジデンスなどだと時間が決まっていることが多く、
小型の集合住宅だと電話すれば迎えに来てくれるタイプが多いかな。
自分の暮らし方に合わせて選べるといいですね!
まとめ
いかがでしたか?
こんなに書いても、実際に住んでみないとわからないことって多いと思います。
バンコクでは日本よりも引越しのハードルが低いのも魅力の一つ。
5年間の駐在で3回引越ししたお友達もいます。笑
人によってメリットデメリットは変わってくるので、
自分たちの暮らし方や家族構成に適したお家が見つかるといいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!