【海外渡航準備】海外引越しの基本情報まとめ【海外移住】

今回は夫の海外駐在による海外引越し荷物について、アメリカ赴任・タイ赴任時の経験を元にまとめました。
海外移住スタートの基本の基です。
船便や航空便が届くまでどれくらいの日数がかかるのか、送れる量など4人家族の我が家の場合でご紹介します。

荷物を持って行く方法は4通り

大容量の船便

大海原をたくさんの荷物を積んだ船でどんぶらこ〜っと運びます。
衣類や海外でも使いたい家電、重たい食器類など。おおよその荷物は船便に入れることになります。

貴重な航空便

飛行機での輸送なので輸送制限、重さ制限があります。
船便到着までのしばらくの生活に必要なものなど厳選した荷物を送ります。

手荷物

渡航日の荷物です。
トランクに詰められる重さや個数、大きさは
航空会社の規定とチケットのグレードによって異なります。　

国際郵便

旦那さんが先に渡航し住所が決まっている場合、船便や航空便に入りきらなかったものなど
送ってもいいかもしれません。

海外引越し の全体フロー

1. 引越し業者さんの見積り
   コロナ禍ではオンラインで家の中をくまなく映しての見積りでした。
   我が家は日通さん。オンラインでもさすがプロ！
   結構長丁場です。
2. 仕分け開始
   トランクルームに預けるもの、船便、航空便の仕分けを開始します。
   処分するものも決めて、廃品回収の予約も忘れずに。
3. 夫の船便・航空便
   海外赴任者が家族より先に現地へ行くことが多いようです。
4. 家族の船便（1便目、渡航1ヶ月前あたりに出す）
   この辺りは渡航前に実家でしばらく住む人や
   ギリギリまで自宅で自宅で過ごす人などでかなり変動すると思います。
5. 家族の船便（2便目、渡航2週間前あたり）
6. 航空便（渡航ぎりぎり。我が家の場合）

通常はこのようなフローが一般的のようですが、
我が家の場合、日通さんの楽とくパックというコースで引越ししました。

家族分の引越しを渡航前2ヶ月間の間に5回に分けて引き取ってくれます。
使わないものから徐々に部屋が空いて、とても便利でした！

らくとくパックの注意：引き取っていただいた荷物は最終日にまとめて運搬に出してくださるので、
船便は1便2便のような時差到着がなく全てまとめて到着します。

引越しのバタバタは相当なものですが、
銀行口座のまとめについても早め早めの行動がキーとなります。

どのくらいの量 を持っていける？

持っていける量は海外赴任者の会社規定によります。

我が家の場合。
・トランクルームは制限なし。
　大物家具や家電はほぼトランクルームに預けました。

・船便は600CFT
　CFT…船の積載面積による単位です。
　わかりにくいので業者さんに段ボール箱での目安を聞きましょう。
　我が家の場合、「お部屋を見た感じだと制限なしと思ってもらって大丈夫です。」との返答でした。

・空便は残り家族3人分で100kg（夫分は含まず）
　これも段ボール箱での目安を聞いたほうが良いですが、
　入れるものによってもちろん重さが変わるので体重計に載せて計算していくのがおすすめです。

届くまで 日数はどれくらい？

船便の到着目安

到着目安：アメリカ2ヶ月　バンコク1ヶ月半　と言われています。
船なので日本からの距離によって異なります。

我が家の場合、アメリカの時はストの影響を受け3ヶ月超かかりました…。
タイ・バンコクの時は1ヶ月と1週間ほど。
通関連絡は荷物を出して1ヶ月以内にありました。

航空便の到着目安

到着目安：10〜14日程度。
タイ・バンコクの時はピッタリ10日でした。

食品は持っていける？

• アメリカ
  航空便、船便ともに食品NG。
  持ち込む方法は２つありますが、アメリカは牛肉が禁止品です。
  エキスが入った加工品もNGなのでカレールーやビーフコンソメなど要注意です。
  ①渡航日の手荷物
  ②EMS国際小包にて別送
  
• タイ
  2023年時点では食品OK。
  我が家の場合、引越し荷物全体量の１割までの食品が認められていると説明を受けました。
  

いかがでしたか？
海外渡航に不安のある方へ、少しでも参考になれば嬉しいです！